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アメリカの母親と子ども達

【アメリカの母親と子ども達】


アメリカのスーパーマーケットで驚いた事があった。
商品のお金を払う前にお店の中で開けて食べたりする人がいる事。
日本では見たことがない光景だった。

大抵は子ずれの親が買い物途中で
ぐずる子どもの口封じにお菓子を開けて食べさせたり、
または喉が渇いた大人が中身を先に飲んで空瓶の清算をする。

もしも、これが日本だったら
飲んだ時点でお店の人に注意されそう!

周りの人も別に気にもしない。
親の中にはお金を払ってからね、
と言い聞かせる人もいるみたいだけど。

子どものしつけに関してアメリカと
日本の間で1番違うと感じたこと。

子ども達はスーパーやレストランで
走ったり声を上げたりしないように厳しくしつけられている。
レストランでは1歳や2歳の子どもがお行儀良く
椅子に座っている。

スーパーやショッピング・センター内では
小さい子どもが走る姿は滅多に見たことがない。
子供達は公共の場所で走らないように、
親は子どもをショッピングカートから降ろさない。

3歳くらいの大きな子どもまでもベビーカーに
入れられて行動を制御される。

レストランやお店で子どもが泣くと、
親はすぐ子どもを外へ連れ出しあやしたり説教をして戻る。
それをしないと周囲から冷たい目線。

子どもは泣いて当り前だという考えは
通用しないみたいに徹底している。

子どもがベビーカーから降りたがって泣く姿も滅多に見ない。
普段から厳しくしつけてあるのだろう。

レストランでもアメリカの子ども達はおとなしい。
1、2歳の子どもは静かにしているのは苦手だとずっと思っていた。

気を付けなければいけないのはフォーマル系のレストラン。
間違って子どもを連れて行くと、他のお客さんからの
冷たい視線を浴びるはめになる。

“私達は高いベビーシッター代を払ってきてるのに
どうして他人の子どもと一緒に食事をしなきゃならないの!”

“ここは大人の場所よ”という視線がびしびし伝わる。

日本人の友達からこんなことを聞いた事がある。
スーパーで走り回る子どもの母親はほとんどアジア人。

アジア人の多いハワイよりも、
アメリカ本土ではもっと厳しかった。

通りすがりの人も子どものマナーについては
平気でこちらに注意をしてくるから驚く事もあるかもしれない。


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